冬に出航できず、係留している船から竿を出し、1時間もたたないうちにアジを40尾・・・それ以来、今年は全く魚が釣れません。
原因の一つに、海水温が低く赤クラゲが大量発生。一投ごとに触手がハリスにべったりついてきました。
自分は漁師ではないので、魚が釣れなくても良い立場です。日本全国様々な魚介類の漁獲量は減少傾向にあるのは知っていますけど、いろいろ調べてみると、瀬戸内海がきれいになり過ぎたのが原因というのには驚きです。
今から50年前、毎週のように巡行船に乗って大津島、黒髪島に行き、投げ釣りでクーラーは毎回満タン状態。アイナメ、カレイ、キス、タナゴ、コチ、グチなど、とにかく良く釣れました。中学生の時には、登校前の朝釣りもしてました。
地元徳山は当時、水銀汚染問題が全国的に話題となり、水俣水域と共に全種漁獲規制されました。朝釣りで釣れた魚は、汚染問題を良く知らないであろう同級生に押し付け、その同級生は下宿先の甥っ子に食わせていたはずです。まあ、漁師が捕る量に比べたら鼻くそみたいなものですし、今も元気でしょうから問題なし。
当時と今の海の水質は、当然今のほうが良いはず。ですが、「栄養塩」の不足が魚減少の原因でもあるようです。
You tubeを見ると、山口県の日本海側や九州、近畿、北陸などカヤックで皆さん上手に釣ってます。そう考えると、船頭のヤマタテがまずいのか、魚探の見方が悪いのか。
一年を通じて狙うウマズラハギの反応は全くありませんが、偶然ながら刺身サイズのチヌ(黒鯛)が釣れました。
「釣りに連れてけ」というリクエストが来ていますけど、もうしばらくは無理でしょうか。気長にお待ちください。
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- 2023/05/28(日) 09:53:19|
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昨年の夏、義姉が亡くなりました。58歳でした。兄家族は4人で、娘二人は都内で生活。兄は50坪の家に一人暮らしです。
兄の家を建てたのが約20年前。親方から独立して最初の新築でした。自宅の加工場で墨付け・刻みをして22トントレーラーで茨城県へ。建具もすべて木製(自作と芸大の食堂のドアなど)。総工費1200万円。今考えると信じられないくらい大工工事の見積もりを誤っていたか。現場には、見ず知らずの人が声を掛けてきて「この家は、建物だけで3000万くらいで出来ますか?」と聞かれ、思わず右手を挙げそうになった思い出があります。その家とは別に、兄は山口県の海に近い家に棲もうかと思案中。
それはワシも同じことで、海の近くに住みたいなあと。漁船を係留している粭島でよいではないかという意見もありますけど、そうではないのです。
今住んでいる場所は、過疎地八代の中で一番過疎化が進んでいる限界集落。八代には信号機が1つあって「八代のダウンタウン」と呼んでいますけど、その周辺のヒトビトは「齊藤さんのとこは田舎じゃけえ」と、胸を張って言います。目クソ鼻クソの世界観です。でも、ここは隣の家までけっこう離れていて、しかも我が家から奥には人家が無く、とても静かで快適な生活環境です。(薪さえあれば無敵)
そんな環境を海辺に求めるのは至難の業。兄が帰省した時、瀬戸内、日本海側の空き家を見に行きましたけど「う~ん、ちょっとね」という感じ。そう簡単に見つかるはずもありません。移住者支援とか、地域おこし協力隊とかありますが、個人的にはクソだと思っています。八代の空き家があるというので最初に行った部落では「どこの馬の骨かわからんモノに来てもらっては困る」と。今思えばまさに正論だと感じますし、頭を下げてやり取りするのが筋でしょう。
海辺の家を買うのか借りるのか家を建てるのか。ちょっと楽しみです。
写真右は、あのねのねの清水さんが所有するアリガ島(片島)、左の小さな2つの島が鉄腕ダッシュのダッシュ島(愛媛県)、その奥のなんとなく見えるのが愛媛県側の四国。ここは釣りではなく伐採の仕事で来ました。
八代の自宅は、娘が欲しいというので売らない予定です。
まだまだ知らない海辺が多く、楽しみが増えました。
- 2023/05/12(金) 18:46:42|
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都内在住の次女と婿さんがGWを利用して我が家に。令和2年2月22日に入籍した二人ですが、コロナの影響もあったのかどうなのかよくわかりませんが、式を挙げるでもなく新婚旅行に行くわけでもなく。
そんな二人の記念にと、カミさんが昨年から観光農園での労働期間を除き、半年がかりで娘の衣装を編み物で完成させました。若夫婦は、結婚記念の写真を撮るなら自宅がいいということで我が家の庭での撮影になったのです。
写真を冊子にして親族、友人たちに配るというので、撮影には長女の友人に依頼し、宇部から来ていただきました。今年のGW、週間天気予報では雨続きでしたけど、撮影した5月5日は早朝から雨で次第に曇り、そして日が差して無事に撮影終了。昨日と今日(7日)は2日続けて終日雨。周囲の木々たちの新緑が一番美しく眩しい時期ですが、晴れ間も出て幸いでした。
オヤジは撮影日の午前中、玄関の上がり框がシロアリに食いつくされたお宅にて框の差し替え仕事。床がボコボコするというので床下に潜って埃まみれになり、追加工事を依頼されて帰宅。注文したケーキを受け取りに行ってお役御免。
長女はカナダ在住ですけど、次女夫婦はニュージーランドに住みたいということで、この年末視察を兼ねてニュージーランドに新婚旅行?だそうです。
オヤジは瀬戸内海で海の男を追求します。


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- 2023/05/07(日) 16:39:42|
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漁船のアンカー巻き上げ機が使えない状態で1か月。不得意科目のジグを使って流し釣りは、ボウズの連続でした。配線トラブルも解消して久々に錨をおろしてのんびりと。そう思って出航したのが朝の6時過ぎ。いつものようにバックしていざ出航、のはずが前進しません。レバーが抜けたような感覚で、船はなぜかバックしています。慌ててエンジンを切って、港内での漂流が確定しました。
原因は、ワイヤーが老朽化(錆の影響も?)して切れたようです。幸いなことに見知らぬ漁師さんが出航するところで、曳航してもらいました。
エンジン掛けて充電でもすっかと、ギヤがバックに入ったのを忘れてスイッチオン。なんか変な感じがしたので再びエンジンを切りました。なんと、今度は係留用のロープがスクリューに巻き付いています。長めの引っ掛け棒を使い、スクリューを前進方向に少しずつ回転させたらなんとかほどけました。すでに汗だく状態です。
師匠に連絡入れると「素人での修理は無理」つーことで、専門職の方に打診すると「漁師さんはワイヤー切れたら、手動でギヤ入れながら戻って来れるんよ」と。さすがプロは違いますね。今度、そのやり方を習得せねば。
写真は薪小屋に大気中のフィッシングカヤック。久しく乗っていませんけど、いずれはパドル漕ぎながらの釣りに戻るのでしょうかね。その時はかなりジジイ化も進んでいるでしょうから、漂流ではなく遭難になる可能性大。肉体労働を続けていれば大丈夫でしょうけど。
今回の漂流ですが、釣り場へ行く途中とか、誰かを乗せてとかでなくて良かったですね。
来週はカヤックで出ますか。
- 2023/04/17(月) 15:28:48|
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粭島ホーランエー食堂のタコ店主からもらった浮き玉(ガラス玉)です。
真珠の養殖なやニシン漁など網に付けて使用していたそうですけど、なんともいい感じの漁具です。ガラス製の前は木製だったようで、今現在はプラスティック製。タコ店主によると、写真の浮き玉は沖縄産ということですが本当でしょうか。
この浮き玉、北海道小樽市の浅原硝子製造所で国内唯一、今も浮き玉を作っているようです。
ガラス用のダイアモンドホールソーで穴を開けて、照明を作ってみようかと思います。
三重県志摩市浜島の海岸沿いには「びん玉ロード」というのがあって、道沿いには浮き玉が照明の外装に使われているそうです。
カミさんが勝手に木に吊るしてしまい、ドラゴンボールみたいですけど、ちょっと漁具の灯りをやってみようかと思います。
ホーランエー食堂にも浮き玉の灯りがあります。
- 2023/03/09(木) 16:32:04|
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