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おはようございました

大工です。 「おはようございました」は、過去形でもなく、このへんのジジババの朝のあいさつ。我が家でも使ってます。私だけですが。

海水から塩を作る。

新年から2軒連続の筋トレ解体作業も一段落。その後も小さな仕事が続いてようやく春休み。
漁船を手に入れてから、常々思っていたのが「塩作り」。粭島ホーランエー食堂タコ店主と「やりたいね」と言いながらずるずると数年が経過。本日は晴天なり、快晴無風ということで、海水を汲みに出ました。
そのついでに釣りをすると、40㎝のウマズラとアジが30匹。釣りたいと思って出ると釣果は渋いのに、こういうこともあるのですね。

今回は、4Lくらい汲んで戻り、簡易かまどで煮詰めました。三分の二くらいまで煮詰め、ろ過。すると、石こうが出てきます。その後、十分の一くらいまで煮詰めて、またろ過。にがりがとれます。その後は弱火で蒸発させ、だんだん塩のようになってきました。

塩作りには、大量の薪さえあれば事業として可能です。天日干しの塩作りは、やり方も全く異なるので、是非はともかく、けっこうしんどい。解体材は、業者に頼めば喜んで持ってきてくれますので、やろうと思えばいつからでもスタートできますね。タコ店主とまた相談します。
初めてやった感想は「なんだよ、できるじゃねえか」ってとこですかね。

ウマズラは刺身。アジは、来週カミさんの実家、親族の家の建具調整に出向くので、フライですかね。ベラのフライとか食ったこと無いだろうから、食わせてやります。

ナブラが湧いて、ジグを投げましたけど、空振り。また、出直します。



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  1. 2021/04/21(水) 18:29:54|
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シロアリの功罪

写真中央部は赤松の丸太。ほぼ、原形をとどめていません。その上部にある角材と金物は、シロアリ被害を見つけて、応急処置をしたものと思われます。
この度の解体工事は、けっこうスリルとサスペンスの連続で、将棋で言えば一手誤ると負けてしまう、そんなヒヤヒヤ感満載の現場。前回の現場は1階部分をひとりで解体しましたけど、今回は無理でした。
以前、島の解体工事でともに汗をかいた友人大工のお弟子さんをレンタル移籍。もうひとりは、一人親方でやっている大工の友人の協力で、ほぼ朽ちている躯体を解きました。シロアリが食ってくれた?おかげで、継手もボロボロ、仕口もボロボロ。柱の根元にチェーンソーで切り込みいれて、手で押したら「バッタリ」
倒れた部材は、粉々状態になるものが多く、これから運搬するのに一苦労。これまた助っ人の力が必要です。

今回、助っ人期来てくれた若者ですが、自分が親方に弟子入りした時とほぼ同じ年齢で、自分自身の体力の低下と、大工になって30年近くなるのだなあ、なんてしみじみ思ってしまいました。

つーことで、明日は、漁船でおかずを釣りに。


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  1. 2021/03/23(火) 19:10:53|
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シロアリは敵なのか

人力解体が、また始まってしまいました。2か月続いての強制労働的な作業は、精神的ダメージ大かと思われましたけど、そうでもありません。
この度の現場は、同級生の親族の方のご実家。こちらの都合で1年延期状態でした。築50年の木造平屋建て。まずは、天井からばらしていくのですけど、触る部材がポロポロと落ちて、構造材の梁、鴨居、柱までがシロアリに食べられています。正直「良くこれだけ食ったなあ」と感心するほど。瓦下ろすのに助っ人要請したけど、ケガするかもね、って思うくらい食われてました。
シロアリは、ヤマトシロアリとイエシロアリがいます。ヒノキを使えば大丈夫とか、湿気がなければ大丈夫とか、なんの根拠もない職人の言い分で多くの被害が出ていることは確実です。日当たりのよい場所でもシロアリの被害は確認されています。
想像するに、この家のほぼすべての構造材をシロアリが食っています。たいしたものです。実は、自分の漁船にもシロアリ被害がありまして、どうやって漁港まで来たのか不思議。師匠も、ケガかなにかで半年放置していたらシロアリに食われて、20万円以上の被害が出たとか。
シロアリの被害以上にショックだったのが、新建材。和室の天井をばらすと、屋根下地ではなく石こうボード。その裏にはグラスウールの断熱材。リフォームした時にこうなってしまったのだと思います。その反対に、不燃材で仕上げた天井をばらすと、和室仕様の天井が出てきました。
精神的ダメージは、シロアリよりも新建材のほうが大きく、明日からの作業が思いやられますが、かつては自分もこういう仕事をしてきました。当時を思い出し、反省しながら埃にまみれようかと思います。
福川のあいつを呼ぶか。

シロアリに罪はありません。追加料金も請求しません。

どうすっかな。









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  1. 2021/03/04(木) 17:59:38|
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教科書と実践の違い

漁船のアンカー(錨)を、岩礁地帯でも対応できるよう、職人さんに作ってもらいました。そのアンカーに繋ぐロープが老朽化していまして、自分でロープの細工ができるよう、漁港で師匠による講習会。何事も最初は「?」の連続で、手が動きません。
大工仕事で使う鑿(ノミ)の研ぎ方も「刃を砥石にあてて水平に動かし・・・」と教科書には書いてありますが、最初から水平に動かすことは不可能。弟子入りした1年目、ノミを研いだ翌日、親方から「齊藤君、ノミ貸して」と言われて渡したのですけど「そろそろ研いだ方がいいね」と言われ「そうですね」と返事しながら「研げてねえのかよ」と思ったことがあります。
写真の輪っかは、なんという結び方なのか知りませんが、家に持ち帰った古いロープを利用して、切れたロープ同士を編んでみたりしています。古いロープを解きほぐし、細い状態のもの(臙脂色の部分)を輪っかに編み込んでいきます。輪っかになった部分を傷めないよう工夫されています。
建築現場の丸太足場(今はもう使いません)で、番線を使って丸太同士を結束するために「シノ」という道具を使います。ロープの輪っかを作るのも「シノ」が必要です。ロープの網目に刺して空洞を作って編み込むのです。この「シノ」についても師匠から「木製が良い」というので、樫を使ってスポークシェイブ(日本でいう南京鉋)で削って作りました。漁港で師匠が海に落とし「金属だったら浮かねえだろ」と。納得です。

「板子一枚下は地獄」。遊びの釣りですが、仕事と同様、場数を踏んだだけ経験値が上がります。
水温の低い状態が続いていますけど、もうすぐ春告魚(メバル)の季節。

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  1. 2021/02/14(日) 18:45:54|
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家を建てる時には

一階部分の解体作業、終了しました。
土壁、土壁下地を撤去して、外壁をばらし始めたのが今週の月曜日。6日間で写真のような状態まで進みました。一人きりの作業ですけど、けっこうオッサン出来るものだなと。
今回この解体作業で感じたことは、目に見えない下地材が竹と板と藁だったので、筋肉痛以外のストレスが全くありませんでした。やはり、土に還る家が「本来の木造住宅」の姿ではないでしょうか。大工の立場で働いているヒトで、人力解体を経験している割合がどれくらいなのか知る由もありませんけど、まあ、今どきの家を解体する気にはなれないと思います。
自分自身、親方に就いていた時は、仕事を覚えることで精いっぱい。材料が何か、環境に配慮しているかなど考えたこともなく、石油製品をがんがん使っていました。
新築もリフォームも、見た目がきれいで工期も短く安上がり。そういうモノは、将来、子か孫が高額な処分費を負うことになります。まあ、その頃は建てた本人はいないでしょうけどね。そういう家を売る側は、本当に無責任だと思います。

2日前、通りがかりのオババが「よくひとりでやられますね。毎日通るたびに、私も頑張らないと、と励まされます」と。この言葉の前には「マスクして小汚い格好のオッサンが頑張っているのだから・・・」というフレーズがありそうです。まあ、知らない方がそう思ってくれること自体、人力解体の作業はダイナミックに見えるのかもしれません。

明日からは、持ち帰った残材を薪に、その合間に裏山の雑木伐採、木に登って枝打ち、天気予報を見ながら釣り。

基礎撤去は専門家に頼みました。

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  1. 2021/02/06(土) 17:28:26|
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