FC2ブログ

おはようございました

大工です。 「おはようございました」は、過去形でもなく、このへんのジジババの朝のあいさつ。我が家でも使ってます。私だけですが。

ごちそうさまです

昨日52歳になりました。フェイスブックにたくさんの方々からお祝いメッセージをいただきました。ありがとうございます。

先日の解体工事でお世話になった職人たちと加工場で餅をつき、牡蠣を焼き、カワハギを刺身、煮つけで。豚汁、赤飯、そしてどぶろくで酔ってしまいました。
餅つきには、違う解体現場から持ち帰った「台唐(だいがら)」を利用。調べてみると、標準語というか一般的には「唐臼」と言うそうです。この台唐、幼少の時にはすでに他界していた大工職人の祖父の家にありました。あれも祖父が作ったのかも。
石臼も台唐も、燃料の薪も言わば不用品。しかしながら、この台唐、地松(赤松)を使って丁寧な仕事で仕上げてあります。杵はケヤキ。普通の杵もケヤキですが、硬さがいいんでしょうかね。これから先、何度使うかわかりませんけど、よく考えられた道具で、けっこう楽しい。

餅つきは、なんとなく幸福感を味わえます。

今日はどぶろくの影響でほぼ寝たきり状態でした。 ごちそうさまです。




008_2015122722112941e.jpg
スポンサーサイト
  1. 2015/12/27(日) 22:34:31|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

改築・解体の仕事で思う事・・・

限界集落に住んでいて、何がいいかと言えば、犬が吠えようがチェーンソー振り回そうが苦情が来ないこと。星空がとにかく美しいこと。焚火が出来ること。フクロウの鳴き声が聞こえること。近所のジジイ、ババアが元気で野菜を大量にくれること。水がおいしいこと。
今朝、ローカル局で、移住者を呼び込もうと企画している町が紹介されていました。同じ周南市ですが、ここよりは人口が多いものの、過疎地です。私が県内をうろついていたころは「どこの馬の骨かわからないやつに家を貸すことは断じて・・・」。馬の骨って食ったことありませんけど、ひどい扱いでした。それが今では、空き家の掃除を地元住民が汗を流して「来ていただく」と。時代ですかね。

このひと月、汚れ仕事でお宝が続々入りました。腐った床下の構造材をはじめ、システムキッチン、タンス、木製建具、2段ベッド、瓶、缶・・・。広いヤードがあれば、解体材を含めさまざまなモノを確保できます。それを使って家を建てることが出来れば言うことなし。改築、解体現場で思う事は、このへんの言葉で言う「さで捨てぇ」。「お父さんの宝物なので」という娘さんには申し訳ないのですが、すべてゴミ。宝物を触った形跡はここ数年ない状態。そんな家ばかり。
これから先、家(実家)をどうかしたい方々は多いはずです。私もそうですが、鉄骨クソモルタル仕上げなので大工では解体不可能。お父さんの宝物はじめ、家庭内のモノを処分し、時には解体し・・・大工って便利なんだなあと、ちょっと思います。解体、片づけ、改築、解体。すべて仕事になるかも。

写真は、ばらしたタンスの鏡(安全面なのか厚さ5ミリ)を、古い建具(ラワン)の枠で囲み、数百円のタイルを埋め込みました。鏡の中はゲストハウスが映ってます。



015_201512181657372a1.jpg
  1. 2015/12/18(金) 17:26:23|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

すき間風対策

北西の強風をまともに食らう面に、数年前解体作業でストックしておいた古い野地板をランダムに打っつけます。
小窓の内側には、アクリル板を木枠で組んで強風対策にしていますが、何年か前までは雪が風と共に家の中に吹き込んでいました。
自宅は、ピース&ピース工法のログハウス。乾燥していない状態で刻んだために柱と壁の胴付きにすき間が生じています。北西の強風時には、室温を下げてしまいますが、どれほどの効果があるか楽しみです。
野地板には、古釘やタッカーの芯が付いたまま。寸法も割り付けもバラバラですけど、新しい板よりいい感じです。
窓枠をアイボリーに塗ると、また表情が良くなるかも。

002_20151212170548633.jpg
  1. 2015/12/12(土) 17:18:43|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

反省しつつ・・・

大工仕事の合間に、巣箱を作っていました。「東日本大震災の復興のため」と言うのはあまりにも大げさですが、生まれて半世紀、人様のお役に立った記憶が無いので、友人を通じて販売開始。
今年はなぜかほぼ1年中肉体労働が続き、巣箱のストックも無い時に10個、20個の依頼がありました。注文に対応できず結局お断りしてしまったのですが、それはまずいだろうと反省しつつ、巣箱づくり再開。
本体の外部、屋根は塗装作業もあるので、ひとつ仕上げるのにけっこう時間を要します。カッティングボードなんかのほうがあっという間に作れるのですが、自然乾燥に5年以上は必要。ナラや山桜のカッティングボードもいいかもしれません。

数年前に巣箱を購入された方から「鳥が出入りしています」と報告。ほっとします。
何十個もすぐには作れませんけど、少しずつ作っていきます。

来シーズンの薪(樫、ナラ)の伐採もしないと。



003_2015120917103344d.jpg
  1. 2015/12/09(水) 17:33:17|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

第1期工事終了

親友の親方は、新築工事の打ち合わせのため若手二人との仕事でした。
いつもは自分一人だけなので、すべての段取り、打ち合わせ、決断、作業もひとりだけですけど、今日は段取りだけを伝えて二人に任せました。彼等の仕事の技術はもちろんですが、責任感、大工職人としてのプライドは素晴らしく、安心して任せることが出来ました。
お弟子さんは、自分の長女とほぼ同じ年齢。もうひとりの職人さんも、自分より20歳以上も若い。それでいて、二人とも自分より技術は上のレベル。楽しい一日でした。
解体工事の現場には、シルバー人材センターに登録している近所のジジイたちも解体材の釘を抜いたり、焚き木作りに汗を流します。将来の自分を見ているようで、少々複雑な心境。
解体工事とは別に、波板を貼る造作作業もありました。2年後にはまた解体工事の続きがあるようですけど、自分たちが手掛けた造作作業の壁を、また撤去するのはちょっとつらいですね。

第2期工事を請けるかどうかは気分次第でしょうか。解いた材が全て薪になるというのは、非常に幸せな気分です。薪にならなければゴミとして高額な処分費用が発生しますから。
解体の仕事はいろいろ考えさせられます。


008_201512072057355e5.jpg
  1. 2015/12/07(月) 21:19:01|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

人力おそるべし・・・

昭和30年代は飲み屋もあり、旅館もあり、近郊のダム計画でも潤ったはずの山間部。今や、昼メシの時には自分たちの会話以外に音の無い世界。メインストリートには、左官職人の技の残る「鏝絵」が点在する重要文化財クラスの民家が立ち並ぶものの、そこに住人は存在しないのが残念。
築100年近い酒蔵(だったかも)の解体を始めました。柱は5mはあるでしょうか。親方から譲ってもらった足場を組んで、少しずつばらします。解体の仕事は、その現場の環境や施主さんの要望によって、作業内容も異なります。下見の段階では、予想でしかありませんけど、やはり職人は「材を触ってなんぼ」の世界。
やり始めると、どこから解いてどこを残すのか、理屈ではない経験値が最優先されます。写真の後ろ姿は、親友の親方。若いお弟子さんの力もありがたく、弟子を持たない立場としては頼もしいばかりです。
予定より大幅に作業が進み、彼らと一緒であれば、どんな古い家でも、人力で解けるだろうと思いました。ありがたい存在です。想像以上に作業がはかどり、職人一人一人の力量に驚き、自分自身にも「やれるじゃねーか」と確認できました。職人おそるべし。


解体の打ち上げは、我が家での餅つき。親友の親方の解体現場から持ち帰った「台唐(だいがら)」でやります。

006_201512011744096e7.jpg
  1. 2015/12/01(火) 18:13:54|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2