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おはようございました

大工です。 「おはようございました」は、過去形でもなく、このへんのジジババの朝のあいさつ。我が家でも使ってます。私だけですが。

自然素材は自然なのか

いつのころからか、改築が「リフォーム」になり「リノベーション」というつまらない響きの言葉になってしまいました。増築は何と言うのでしょうか。減築は?。墨付けが出来なければ、基本的に増減築はできませんけどね。
そして、いつのころからか「自然素材」という言葉がどこからともなく出現してきました。家を造る側の立場で「うちは自然素材を扱っています」と言うことも言ったことも一度もありません。そういう言葉をいう輩は、造る側ではなく、売る側の世界を生業にしているヒトたちでしょう。
使ったことのない集成材(板を何層も接着剤でくっつけて加圧したもの)を検索すると、なぜか、法隆寺が出てきたり、1000年持つかなどと出てきたり、自然素材と出てきたり。日本で接着剤と言えば、膠(にかわ)が自然界のものですが、それを集成材の接着剤には採用できません。手刻みの家同様、時間と手間暇がかかるからです。
書店で、建築関係のものを購入することは無く、農林水産業のものばかり読んでいます。自然素材ではないからなのかも。


写真は床板となる杉板。かなり乾いてきました。これを人工的に乾かされたものが「自然素材」と言われています。


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  1. 2017/01/30(月) 18:53:56|
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次女帰る

昨年春から、バンクーバーに留学していた次女が戻ってきました。「欧米かっ!」ではなく英米科に進んだ彼女に「英語を喋れることが凄いんじゃあねえぞ」と言って送り出しましたけど、多くの国々の人たちと出会い、その意味がわかったようです。なぜか、フランス人の友人が増え、年下だけどモデルさんのような方々からかわいがってもらえたようです。
帰国前、バイトして稼いだお金でペルーの世界遺産「マチュピチュ」へ。標高3000m以上にある昔の首都クスコに着いたとき、なぜか懐かしさを感じたとか。オヤジの知人が、世界青年の船かなんかでチリ、ペルーでオヤジのそっくりさんを見たとか。前世はインディアン、ペルー人の可能性大。
春から復学して4年生。職探しが始まります。オヤジの職探しのように「雇ってもらえますか?」と飛び込みで行くわけにはいかないでしょうけど、給与や流行りではなく物事の本質を見極められる、やりがいのある職を見つけて欲しいと思います。

オヤジの次の職というか、ずーっと肉体労働をスタンダードに考えていきます。
写真は、マチュピチュではなく、マラス塩田。ロッキーと同じく太古の昔は海だったようです。






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  1. 2017/01/24(火) 17:43:04|
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墨付けしながら思う事

サラリーマンの方々は、週5日または6日働き、しかも残業なんてーなものがおまけつきの場合もあるのでしょうけど、オヤジも新年から週6日働くという異常状態が続いています。週3日くらいが理想です。まあ、外は寒く、加工場には薪ストーブもあって、今のところは心身ともにベストです。1年ごとにジジイへ近づくのですが、ひとり加工場で墨付けするのは幸せを感じます。
その墨付けですが、日本の大工さんは継手や仕口などさまざまな形を考え、試行錯誤を繰り返していたのだと今さらながら思います。ログハウスなんぞ、その場にあった木を「いかに早く」「いかに簡単に」と考え、そのまま積んで出来た経緯があります。起源は北欧と言われています。隙間があれば苔や土を詰めて、内装も外装もない造り。
ログハウスって単純で素晴らしい建物だと、墨付けしていると再確認できます。積んで終わり。カナダの住宅は100%近くが2×4住宅ですが、それもまた合理的です。日本に建つログハウス、2×4住宅と現地のモノは、なぜか全然感じが違いますけどね。
今刻みはじめた家が、大工として最後の新築になるかもしれませんけど、できることなら、自由に家(小屋)を建ててみたいですね。いわゆるバラック小屋です。
建築基準法を全く考慮しない住宅。材料は「そのへんにあるもの」。国立競技場のデザインの責任は、誰一人として取りませんが、バラック小屋の責任はオヤジが取ります。家なんぞ、そんなもんでいいのです。

墨付け、刻みの許される時間は、そう長くないのかもしれません。加工場の近くにキツネが来てました。

写真は、ブリテッシュ・コロンビア州、プリンスジョージ近郊の森の中。オヤジ25歳。冬はマイナス40度。






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  1. 2017/01/12(木) 17:50:20|
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木造住宅はどこに向かうのか

今年も、箱根駅伝を観てしまいました。毎年、帝京・国学院・城西・上武のシード権争いが気になり、TVに映ることのない予選会から参加している学生にこそエールを送りたいと思います。
墨付けが始まりました。
台風・地震・火災の度、真っ先に画像に出るのが木造住宅。関東大震災以降、建築基準法がどんどん変わり、今現在のオヤジの知識ではついていけない変更内容も多々あると思います。ついて行く気はありませんが。マスコミが目の敵のように映す木造住宅ですが、被害に遭うまでどのくらい大丈夫だったのでしょうか。そういうことは一切報じられることはありません。寺社仏閣以外。
先日、TVかネットか忘れましたけど、花粉が出ない杉か檜を研究中・・・つーことは、ますます国内の木材は使われる可能性が低くなり、使われるとしても、無理やり水分を奪われた人工乾燥材しか流通しなくなるのかなあと。地元の材木屋も時代の需要に大きな影響を受けています。
そんな時に、新築の注文があるのはありがたいことです。仕事があることがありがたいのではなく、造り手の考えや、使う材料、木の組み方など受け入れてもれえることがありがたい。
自分の目指す木造住宅は、今の消費者の求める家の対極かもしれませんが、要望があれば造りたいと思います。

できれば、古い木造住宅は解体しないで修理しながら住んでいただきたいですね。今どきの家よりよっぽどセンスいい。



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  1. 2017/01/06(金) 18:32:54|
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