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おはようございました

大工です。 「おはようございました」は、過去形でもなく、このへんのジジババの朝のあいさつ。我が家でも使ってます。私だけですが。

内装・外装について

築40年の在来工法の家。施主さんは、来春この家に戻られるというので、今は空き家です。
居間の床がボコボコするので、床の貼り替えと2階和室天井の張り替え。既存の床、天井とも、いわゆる「合板」。接着剤が剥離してふわふわしています。床下の構造材は、幸いにも無傷なので、檜の無垢板を重ね貼りに。
2階の天井は、雨が降り込んだのか、シミのあとがびっしり。ばらしてみると、埃も少なく、きれいな状態でした。
私が大工になって、親方から習ったのも、この在来工法です。当時は、技術習得を最優先にしていたので、何の疑いもなくこのような家を刻み、仕上げていました。
独立して、天井を張る新築はやっていませんし、今は合板も金物も使いません。
「内装はどういう材料にしますか」「外装は?」「装う」というのは「隠す」ということです。見た目はきれいですが、その下地は?「うちは自然素材の珪藻土仕上げです」「漆喰を採用しました」その下地は?「化粧」も、ある意味「装い」なのでしょうか。女性もすっぴんがいいと思います。
話しは変わりますが、洋室の天井は下から張るのですが、和室の天井は、先に廻縁を組んで、上から張ります。張り仕舞いの時には、どこからか脱出するのですが、新築の際には近くの空間から。この和室の横は階段の天井。その奥がまた和室。はるか遠くに感じる押入れの天井が脱出口なのですが、水平方向のフリークライミングみたいなものです。天井材は「装っている」だけなので、強度はゼロに等しいのです。
この家を刻んだ大工さんの腕は、私の数倍上ということもわかりました。



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  1. 2015/10/08(木) 18:19:26|
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